以前こちらの記事でポジション量の意識が利益を出すコツに繋がります!
と紹介しました。
ただ、やはり文章だけでは伝わりにくいということもあり、
読者の方から問い合わせも頂きましたので、
今回は画像も使って解説していきたいと思います。
●ポジション量を意識するとはどういうことか?
まずはこちらの画像を見て下さい。
こちらは一般的な押し目の説明に使われる模式図です。
ありがちですよね?笑
この模式図をベースにポジション量について考えていきます。
つづいてこちらの画像を見てください。
こちらは押し目水準までの下落の動きにレンジを挟んでいます。
売り買いが拮抗する、つまり売りも買いもポジション量が一定量溜まっている状態がレンジなわけですが、
そのレンジをショート方向へブレイクしています。
レンジをブレイクするということは、そのブレイクした方向へのポジションが勝った(画像の場合であれば売り)ことを表します。
ポジション量がある程度溜まった状態で下落していますので、
押し目水準までの下落の動きは、
少なくとも一枚目の動きのような単純な下落の動きに比べて、
売りのポジション量が多くなります。
そのため、単純に押し目水準まで価格を戻したから「買い」としても、
その戻しの動きに「売り」ポジションを持った人が多く参入してきているので、
一枚目の画像に比べて、うまく押し目からの反発上昇が機能しない可能性が高くなるんです。
押し目水準に到達した時点では、
売りのポジション量 > 買いのポジション量
の力関係にあるんです。
●押し目をうまく拾うためには
ではどのように押し目がうまく機能するポイントを拾えばいいのか?
勘のいい人であればもうお気づきですね。
押し目水準で「売り」を持った人たちよりも、
「買い」を持った人、もしくはこれから「買い」を持ちたくなる動きを待てばいいんです。
その様子を表したのがこちらの画像です。
押し目水準の動きをよく観察し、
売りのポジション量 < 買いのポジション量
の力関係が成り立つポイントを待ちます。
レンジの動きを参考にしましたが、レンジ以外の動きでも同じことです。
押し目水準でダブルボトムからのネックラインブレイクで仕掛けてもいいですし、
押し目水準を下抜けて「さー下降するぞ!」という動きが騙されてからの転換で仕掛けてもOKです。
具体的にこうなったらポジション量が多くなった、少なくったというモノサシはありませんが、
エントリーする動きとその前の動きの力関係を意識すると機能し易いポイントが見えてきます。
質問があればドシドシどうぞ!!

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