相場から利益を得る手段はいくつもあります。
- トレンドラインやサポート・レジスタンスラインを使う
- チャートパターンを使う
- インディケータを使う
上記3つが代表的な手段であり、この3つをさらに細かく分けると本当に多くの手段があります。
ですが、残念ながら、これら手段は一時的に相場から利益を得ることしかできないことがほとんどです。
一生ものの手段とはならない理由は、どれも『相場の本質』を会得した上でしか成り立たない手段だからです。
では、『相場の本質』とは何か?
相場から利益を取るためにボクが最も重要だと思うことをお伝えします。
FXトレードする上で欠かせないのがチャートです。
株や金などはチャートが無くても利益を積むことは十分に可能ですが、FXはチャート無し利益を積むことは不可能に近いと思っています。
なぜ不可能と考えるかというと、FXのチャートは相場参加者の『心理(思惑)』により作り上げられたものだからです。
チャートは証券会社などの一部の情報強者が意図的に操作して作り上げたものではありません。
相場参加者の売り思考よりも買い思考が強いことが要因となり上昇トレンドができ、特定の価格帯での売り思考が買い思考を上回ることが要因でレジスタンスラインができます。
FXのチャートは、これら相場参加者の『心理』が積み重なって出来上がったものです。
この心理の追及こそが『相場の本質』を会得するのに必要なアプローチなのです。
チャートから他人の心理を読み解くなんて難しい・・・
と思うかもしれませんが、見るポイントを押さえれば徐々に読み解いてくことができるようになります。
ボクも最初は思うように読み解くことがデキませんでした・・・
今でも読み間違えることもありますし(笑)、完璧に読み解く必要性はあません。
見るポイントはこちらです!
- 日足、4H足といった大きな時間足で目立つ高値と安値
- 直近の高値or安値が過去の高値or安値と比較してどうか
こちらは実際のチャートで見るポイントを視覚化したものです。(時間足は4H足)
視覚化することで、
買い勢力が強かった相場の動きが(チャート左側①)、大きな売り勢力が参入してきたことで崩れた動き(チャート右側②)ということがチャートから分かるかと思います。
お気づきかと思いますが、ボクは分かりやすいポイントにしか矢印を加えていません。
分かりやすいポイントということは、それだけ相場参加者の思惑が一方向に偏っていたということです。
こういったポイントをしっかりと押さえ、相場参加者がどちらに向かいたいのか?向かいたかったのか?を考えていくことが、相場参加者心理を掴む一番のコツです。
相場参加者心理を読み取ることで、次に起こる『確率の高い動き』を想定することができます。
あくまで確立が高いだけ絶対ではありませんが、それでも相場から利益を得るには十分な確立です。
先ほどのチャートを使って解説していきます。
いかがでしたでしょうか?
相場参加者心理を文章で説明するのは難しく(加えてボクが文章が稚拙・・・)、正直あまりピンとこない方もいると思います。ごめんなさい・・・
しかしながら、相場参加者心理はFXトレードで利益を得続けるために必要なスキルです。
ネットの情報で安易にインディケータのサインやチャートパターンを学ぶよりも値打ちがあります。
ぜひ、あなたのトレードに取り入れてみてください!

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