高値安値を意識したトレードをしよう!
とよく言われます。
これが相場の本質だ!!的にね(笑)
でも、
ただ闇雲に高値安値を追いかけても何の意味もありません。
目立つ高値だから。
とか、
高値更新の起点となっている安値だから。
とか、
一見意味有り気に思えるこれら高値安値は、
実は相場の本質を捕らえたものではない、つまり、
意味のある高値安値ではないんです。
だってこれってチャートを見れば誰でも分かる、
云わば表面的な捉え方でしかないんです。
表面的な高値安値はトレードで利益を挙げるためにそれほど重要ではなく、
どういう経緯でその高値安値が出来上がったのか?ということが最も重要な要素なのです!!
では、その高値安値の見極め方とは?
●意味のある高値安値はどこか?
意味のある高値安値とは、端的に言えば、
相場参加者が買いたくなる、もしくは売りたくなる高値安値を指します。
下のチャートを見てください。
①の高値は左側の揉み合いをブレイクした後の戻り売りのポイントです。
レンジブレイク後の押し・戻りは教科書通りのトレードポイントですので、
みんなが売りたくなるポイントですね。
ということは今のこの相場では①の高値周辺での動きが意味あるポイントになるわけです。
だって、売りたい!という欲望にまみれたポイントですからね(笑)
その後の動きで、
①の高値を②でブレイクしています。
これが何を意味するかというと、
①の高値から戻り売りでショートを狙った人が、
相場から撤退したことを指します。
この動きにより、さっきまでは売りたい!という勢力が強かった相場が、
買いたい!という勢力に切り替わるわけです。
その結果、③の安値が優位性ある押し目となるわけです。
ここは実際に僕がエントリーしたポイントでもあります。
今回はレンジブレイクによりできた高値を例に挙げましたが、
買いたい、売りたいと思うポイントは相場には他にあります。
ダブルトップのネックライン割れからの戻りによりできた高値なんていうのも、
売りたい!と思うポイントですよね。
自分がトレードするならどこで入りたいか?
自問自答しながらチャートを眺めると、
自ずと意味のある高値安値が見えてきますよ。
この考え方は時間軸、通貨問わずに有効です。
これが「相場の本質を知る」ということですね。
質問があればドシドシどうぞ!!

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