使えない50代にならないための思考


雇われ上手になるスキルをお届けする第4回です。

近年、巷で話題になっている使えない50代会社員にスポットを当てて今回のテーマをお届けしたいと思います。

人生100年と言われているこの時代に”使えない”のレッテルを張られ、

50代で収入の激減、あるいは収入ゼロに転落してしまうと、

人生の巻き返しが中々難しいですね。

”使えない50代”というカテゴリーがあるということは、

いずれ自分もそこに行きつく可能性があるということです。

”使えない50代”に陥らないためにも、

なぜそんな事象が起こるのかからまずは見ていきましょう。

 

使えない50代がなぜ生まれるのか?

 

実は、”使えない50代”の過去を覗くと、若手の頃は自他ともに認める優秀な社員であることが多いです。

どうやら、若手の頃の成功体験が一歩づつ”使えない50代”に近づけているようです。

”成功体験”事体には何も害はないんですが、その応用の仕方に原因があるようですね。

 

みなさんの会社にもいませんか?

若いころの成功体験をやたらと押し付けてくる人。

こちらはこちらで意見や案があるのに一切聞く耳持たずみたいな。

若手時代に築いた”成功体験”が今の時代にも通用すると思い込んでいるんですよね。

そもそも時代の変化に興味すらないかもしれません(笑)

過去に通用した手法が今も通用するとは限らないことを理解せずに、

過去の手法に固執することが”使えない50代”を生む原因です。

 

使えない50代の処方箋

 

”使えない50代”にならないために処方することはとてもシンプルです。

柔軟かつ好奇心ある聞く力を持つ

これだけです。

「この若造が何言ってんだ!?」と上から目線で対応するのか、

「ホンマ!?詳しく教えて!」と前のめりで話を聞くのか、

これが分かれ目になると考えます。

経験を重ねれば重ねるほど自分の中で解決できることが増えてしまうため、

他人の、特に若手からの意見はスルーしがちです。

他人の意見を素直に聞けないベテランって、結局、年を重ねるごとに好奇心が薄れてるんじゃないかと思うんです。

好奇心が欠如していることが、思考の柔軟性にも悪影響を及ぼします。

経験をどれだけ重ねようが、成功体験をどれだけ積もうが、どこからでもどんなことでもインプットしようとする姿勢が大事ですね。

大したことじゃなくても、「ふむふむ」「なるほど」と声に出して聞くだけで、全然効果があると思います。

言霊という言葉があるように、声に出すと不思議とその通りになったりしますからね。

好奇心に年齢は関係なしです!

ぼくも”使えない50代”にならないように気を付けます!!

 

 

 


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