相場参加者心理の理解を深めるために、
とトレンドをテーマにして解説してきました。
今回からは相場心理を理解する上で、トレンドと同じくらい重要な、
サポート・レジスタンスについて解説していきます。
(むしろこちらの方が重要かもしれません)
なぜサポート・レジスタンスができるのか?
なぜサポート・レジスタンスをブレイクするのか?
をテーマに相場心理の理解を深めていきたいと思います。
サポート・レジスタンスとは、ある一定の価格帯で相場の動きが止められるラインのことです。
「止められる」と言っても取引所が意図的/機械的に止めている訳では決してありません。
なぜトレンドを作るのか?でも触れましたが、トレンドが作る理由と同じで、
我々、相場参加者の心理が、サポート・レジスタンスも作り出しているのです。
ではでは、
レジスタンスが作られるケースを例に、高値ラインで相場参加者が何を思っているか考えながら、参加者心理を紐解いていきましょう。
解説図を簡単に要約すると、
高値を超えさせることに消極的な参加者と、
高値から売りたいと積極的に考える参加者が相まって、
レジスタンスが作られるのです。
高値ライン付近で、
①高値安値を切り下げる動き
②ブレイクしたと思ったら安値切り下げまで急降下
こんな動きがあると買いに積極的にはなれませんよね?
自分が買いポジションを持っていたら、高値を更新していくことはあきらめて、
確実に利確しよう!と考えるのではないでしょうか?
何度も価格が止められているからサポートだ!レジスタンスだ!
と考えるのではなく、こういったライン付近での心理戦により、
サポート・レジスタンスが作られているということが理解できると、
トレードに必ず深みがでてきます。
慣れてしまえば自然に読み取れるようになりますよ。
質問があればドシドシどうぞ!!

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