FXトレードで勝つために最も重要な要素として、
チャートから相場参加者心理を理解する
ということを前回掲げ、なぜトレンドを作るのか?
ということを解説しました。
今回は出来上がったトレンドが崩れる理由について解説していきます。
トレンドは一生続くものではなく必ず崩れるときがやってきます。
トレンドが崩れる際も、相場参加者の様々な思惑があった上で崩れていきます。
決してトレンドがずっと続いてるからとか、
100円などのキリのいい価格に達したからとか、
トレンドが何波目だからとかの理由で崩れているわけではありません。
もちろんこれら理由もあった上で相場は波形を描きますが、
本質的なところはやはり相場参加者心理の理解にあります。
トレンドが崩れる理由を解説する前に、トレンドが崩れるとはどうゆうことか解説します。
まず、トレンドの定義を改めて解説すると、
例えば、上昇トレンドの定義は高値と安値が切り上げた状態のことを指します。
トレンドが崩れるとは、簡単に言えば、この定義が崩れる、
つまり、高値もしくは安値の切り上げが起こらなかった瞬間が、
その上昇トレンドが崩れたことを示すわけです。
上昇トレンドが崩れたことが確認できる動きがこれです。
ひとつ注意してほしいのが、
上図のような安値を切り下げただけの動き、もしくは高値の切り下げただけの動きは、
あくまで上昇トレンドがただ崩れただけであり、下降トレンドに切り替わったわけではありません。
安値を切り下げた位置から高値を切り上げ、そこから再度上昇トレンドが復活するなんてこともありますし、
高値を切り上げず、安値も切り下げずウロチョロするなんてこともあります。
あくまでトレンドが崩れたという動きだけに着目しましょう。
当然、このようにトレンドを崩す動きにも相場参加者の心理が影響しています。
上昇トレンドからトレンドが崩れるまでの動きの中で相場参加者心理を解説した例がこちらです。
上図は高値切り下げから上昇トレンドが崩れた転換を例に挙げていますが、
②の安値がいきなり前回安値を切り下げるパターンでも相場参加者心理の基本的な考え方は同じです。
さてさて、言葉にすると簡単ですが、
買いたいと思う人が相場から離れていくと、上昇トレンドに勢いがなくなり、
トレンドの崩れ⇒下降トレンドにつながっていくわけですね。
高値付近から売っていた勢力が、そのまま買いたいと思う人を喰い取ったわけです。
改めて解説しますが、買いたいと思う人は同じ相場の中で、
①相場がこれから上昇していきそうだから買いたい(=エントリー)
②相場が下降していくと思ったけど、思惑と外れて上昇しているから損が小さいうちに買いたい(=損切)
の2通りがあります。
この両者の心理が読み取れるようになってくるとトレード成績は一気に向上していきます!!
がんばりましょう!!
質問があればドシドシどうぞ!!

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