FXトレードで勝つために必要な要素は様々ですが、
チャートから相場参加者心理を理解する
これが最も重要な要素であると私は確信しています。
みなさんがよくご存知なペナント、フラッグ、
ヘッド&ショルダーといったチャートパターンは、
実はこの相場参加者心理の上で成り立っているのです。
では、相場参加者心理とはそもそもどう理解すればいいのか?
こんな疑問があると思いますので、
そもそもなぜトレンドができるのか?という所から解説していきたいと思います。
トレンドがどのように作られるのかが分かれば、
日々様々な動きをするチャートからでも相場参加者心理を理解することは十分に可能です。
相場が機械的に操作されて、意図的に上昇トレンドや下降トレンドが作られているわけではありません。
その時代時代でファッションの流行(トレンド)が我々消費者により作られることと同じように、
相場におけるトレンドも我々参加者によりできあがっていきます。
(ファッションは多少業界の操作がありますが・・・ww)
人気のあるアイテムはみんな欲しくて、逆に人気がない、過去に人気があったアイテムはどんどん手放していきますよね。
つまり、
相場におけるトレンドとは、我々参加者における価格(アイテム)の流行り廃りにより出来上がる曲線なのです。
高くても人気だから買いたい、安くても人気がないから売りたいと考えるのは、
ファッションの世界も相場の世界も同じなのです。
相場におけるトレンドとは、上昇トレンド・下降トレンドのことです。
上昇トレンドは高値と安値が切り上がった状態、
下降トレンドは高値と安値が切り下がった状態ですね。
トレンドを作るために価格が上昇したり下降したりするわけですが、
なぜ価格は上昇したり下降したりするのでしょうか?
上昇トレンドを例に解説した図がこちらです。
解説図をよく読んでいただくと分かると思いますが、
上昇トレンドの場合、高値を切り上げるきっかけは、
新規買いをしたい、「よし、相場よ上がれ!」と希望を持つ人の裏で、
売りポジを持っていて、「やめてくれ、相場よ上がらないでくれ!!
下がってくれ!あ~売りを入れた高値を超えた~、、損切だ・・・」
と絶望する人がいるからなのです。
トレンドは、その方向に仕掛けたいと想う参加者が多いからこそ出来上がっている思われがちですが、
実は実はそのトレンド方向と逆に仕掛けた人たちの損切により作られているのです。
ここが分かると相場の捉え方が確実にいい方向に変わっていきますよ!
次回は出来上がったトレンドがなぜ崩れるのかについて解説していきます。
お楽しみに!!
質問があればドシドシどうぞ!!

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