テクニカル分析を屈指してトレードするトレーダーで、
利益を安定的に出すトレーダーの多くは、
エントリーと同時に利確と損切のラインを決めていることがほとんどです。
エントリーに対して、何かしらのテクニカル的な根拠を持っているわけなので、
利益、損失に関わらず「相場から出る」という行為にも、
何かしらのテクニカル的な根拠を持たなければいけません。
しかし、
利益を得るための「相場から出る」がなかなか難しいのがトレードというものなのです。
損切ラインまで価格が逆行してきたから損切を執行したら、
途端に価格が順行して利確ラインに到達・・・
利確ライン手前まで価格が順行、問題なく利確できるかと思いきや、
途端に価格が逆行して損切ラインに到達・・・
トレードを続けていくとこういう場面には何度も遭遇しますし、
優位性あるトレード手法をある程度確立させ、
勝ち組トレーダーの扉を開きだしたタイミングが特に多いと思います。
それだけ相場分析能力が成熟し、
トレードすべき方向感を掴んでいるからこそ起こってしまうことなんでしょうが、
これって本当にメンタルをやられますね・・・
こういうことが続くと真っ先に疑ってしまうのが、
トレード手法、つまりは己の相場分析能力なんですが、
ここで手法の改善に走ることは完全にNG行為なのです。
先ほども言いましたが、
この事象はあなたのトレード力が成熟してきたからこそ起こっていることがほとんどです。
トレードに絶対がない以上、優位性あるトレードであっても、
損切に至るまでの経緯はどうであれ損失になるときはなってしまいますし、
損失が続くことも当然あり得ます。
勝率70%であれば、100回の内30回は損失なるわけで、
その30回がいつ、どのタイミングで来るかは分かりませんからね。
30連敗した後に70連勝するかもですし、
2回勝って、1回負けるが続くかもしれませんよね?
このような事象が起こった時こそ自分の力を信じる時です。
自身のトレードがこれまで通りに、
ちゃんと優位性あるポイントでトレードできているのであればそれで大丈夫です。
何も問題ありません。
疑うとすれば、
損切ライン、利確ラインを意味のあるポイントに置いていたかどうかですが、
これについても毎度同じ考えを持って決めているのであれば、
何も変える必要はありませんよ。
損切ラインの決め方はこちらを参考にしてみてくださいね。
損切後に利確まで伸びる悲しい結末を避けるためのストップラインの決め方
損失が続くとどうしても「何か変える」ことで、
今の状況から変化をもたらしたくなりますが、
それが結局なかなか勝ち組になれない要因になってしまうんですね。
変えない続けていく勇気こそ、トレーダーに必要な気質かもしれませんね。
質問があればドシドシどうぞ!!

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