トレードに真剣に向き合い、努力を続けても、
依然として結果がでない時期が続くことがあります。
いつも通りトレードしているのに・・・
いつもより注意深く相場分析しているのに・・・
でも結果はマイナス収支に向かっていく・・・
辛いですね|д゚)
みなさんにもこんな時期があるのではないでしょうか?
もしくは現在進行形でその時期だったりしないでしょうか?
原因の一つとして考えられるのが余計な思考というやつです。
はじめは悪影響のない小さな思考も、
負けが続くと知らず知らずのうちに大きな要因に変化していくのが、
こいつの厄介なところです。
今回は結果がでない時期についついやってしまいがちな余計な思考の代表例を紹介します。
すべて僕が身をもって経験したものです・・・
①色んな時間軸でエントリーチャンスを探そうとする
時間軸が変わろうと相場の原理原則は変わらないので、
色んな時間軸を使ってエントリーチャンスを探る行為自体は間違いではありません。
しかしですね、
結果ででない時期に限っては、どれかひとつの時間軸に絞ってエントリーチャンスを探ることに集中することをおススメします。
やはりですね、
いくら相場の原理原則は変わらないと言っても、
色んな時間軸を見てしまうと、チャートの視覚的な捉え方に安定性がなくなってきます。
安定性がなくなると同じルールでエントリーチャンスを探れなくなってしまい、
自分は同じルールで相場分析しているつもりでも、
知らず知らずのうちにルールから逸脱してしまうのです。
あとですね、
なまじ色んな時間軸を見てエントリーチャンスを増やすことに意識が傾きすぎると、
相場分析が雑になり、チャンスでもない相場をチャンスと捉えるようになってしまいがちなのです。
トレード結果に関わらずトレード直後しばらくは何の問題もない、
よし!ルール通りにトレードできている!と思っても、
期間をあけて改めてそのトレードを振り返ったときに、
なんだこりゃ!?というのがよくあるんです。
悪いクセのまま自分のトレードは正しいと信じて、
同じトレードを繰り返してしまうので本当に質が悪いです。
まずはトレードする時間軸を絞ってトレードの安定性を身に付けることを考えましょう!
②過去相場からエントリーチャンスを探ろうとする
これもやりがちな行為なんですが、
過去相場を検証して色んなエントリーチャンスをパターン化すること事体は間違ってません。
どんどん検証していってくださいね。
注意すべき点は、
何でもかんでもエントリーチャンスと捉えてチャンスパターンに追加しないということです。
検証しているのはあくまで過去の動きなんです。
相場がどう展開していくか分かっている状態ですよね?
過去相場を見ていると、
このパターンは今まで意識していなかったけどこれもイケそうだな!
と思う時ありますよね?
そこのあなた!!こう思えるのは過去相場だからですよ~~。
たまたまその時はうまいこと機能する動きだった可能性は大いにありますし、
そもそもそれはリアルタイムで捕らえられる動きですか?
結局、こういう余計なエントリーチャンスもどきをインプットしてしまうことが、
本来のルールに則ったチャンス相場を見逃してしまう原因になってしまうんです。
あれもこれもとチャンスパターンをインプットする
↓↓↓
パターンが増えすぎてルール通りの得意パターンを逃す
↓↓↓
チャンスパターンもどきでエントリーする
↓↓↓
損切・・・
↓↓↓
他のパターンをまた過去相場から模索する
↓↓↓
これを繰り返す
悪循環ですね・・・
結果が出ない時期こそ、闇雲に何でもチャンス捉えるのではなく、
自分のルールに合ったポイントに絞って過去相場を検証していきましょう。
過去相場検証とはそういうものです。
目的を絞ってする検証が一番効果がありますよ!
①と②と結果が出ない時期にやりがちな余計な思考の代表例を紹介しましたが、
これらは結局「トレードしたい欲」が潜んでいることが根本的な原因と言えます。
人はどうしても目に見える結果を早く求めてしまうところがあるので、
結果がでない時期に焦る気持ちはよく分かります。
でもね、
トレード回数と結果の良し悪しは比例しないのがトレードなんですよ。
ここがしっかり落とし込めると、
トレードすることではなく、利益を出すために何が必要か考えることに重きを置くようになり、
必然的にトレードしたい欲がなくなっていきます。
あなたはトレードすることが目的ですか?
それともトレードで利益を出すことが目的ですか?
答えは分かりきっていますよね?
質問があればドシドシどうぞ!!

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