トレード前の相場分析
これはトレードで継続的に利益を挙げるために絶対的な必要な要素であることは疑いの余地はありませんね。
パッとチャートを開いた瞬間に、買いか売りの注文を入れることは誰でもできますが、
それで継続的に利益を得られるトレーダーは存在しないでしょう。
(極一部の天才トレーダーは除きます(笑))
事前の相場分析無くして我々トレーダーが生き残る術は無い!と言っても過言ではありません。
当ブログを応援してくれているあなたはも、事前の相場分析の重要性を十二分に理解してくれていることと思います。
しかし、
事前の相場分析が時として、あなたにマイナスの要素をもたらすこともあることをお気づきでしょうか?
今回は事前の相場分析に潜む落とし穴について解説していきます。
あなたも知らない内に落とし穴にはまっていませんか?
●事前の相場分析の役割とは
事前の相場分析を行う一番の目的は、
その銘柄がトレードするに値する動きをしているかどうかを確認し、
サポート・レジスタンスのような重要な節目に対して価格がどこに位置づけされているかを見極めた上で、
売りと買いどちらに分があるかを判断することです。
この判断をした上で、トレード足でどういう動きになればエントリーするか、
自身のエントリーパターンを大まかなに想定します。
トレンド転換の戻りを売り、レンジブレイク後の戻りを買い、などですね。
ここまで分析すれば後はその時(エントリーチャンス)が来るのを待つだけです。
さー、あなたの思惑通りトレード足でエントリーパターンが出来上がりました。
よし、エントリーだ!!
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ちょっと待った!!(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
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???
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ここに落とし穴が潜んでいることにあなたはお気づきですか・・・?
●事前の相場分析に潜む落とし穴とは
事前の相場分析からエントリーの流れまではほぼ完璧でしたよね?
では何か落とし穴なのか・・・?
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エントリー前に再度上位足の相場環境を確認する
これが抜けているのです。
例えばこんな感じの相場環境があります。
オージー円の1H足チャートで上昇トレンドです。さらに押し目水準に価格が位置していますね。
買いを狙いたい場面であることは間違いないですね。
トレード足では当然、買いが狙えるパターンを待ちます。
1H足の状況を確認したときの5分足がこちらです。
上位足の相場環境とトレード足の状況を確認した後はひたすらエントリーチャンスを待ちます。
しばらくすると5分足はこうなりました。
思い描いた通りの動きですね。
ロングエントリーしたい気持ちでいっぱいです。
でも焦らないで!!
もう一度上位足を確認しましょう。
この時の上位足がこちら。
事前分析時点の押し目から上昇するか!?というポジティブな要素は消え失せているのが分かりますね。
なので、口惜しいですがここでの買いは見送るのが吉で、再度状況が変化するのを待ちましょう。
その後の動きがこんな感じ。
高値に止められて上昇の勢いがなくったことによる失望感からか一気に価格は急降下です。
折角、事前分析までしてさらに思惑の通りの動きが現れればトレードしたいと思う気持ちが強くなるのが人の性です。
トレードしたい欲
これこそがこの落とし穴を生む悪しき根源なのです。
右を見て左を見てもう一度右を見てがトレードにも大事なのです。
勝ち組になりたければ、このひと手間を惜しまないクセを意識づけましょう!!
質問があればドシドシどうぞ!!

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