主戦場を15分足や5分足で行うデイトレードであっても、
上位足の相場環境を把握することは必要不可欠です。
どの時間軸を上位足の枠組みとして捉えるかは人それぞれかとは思いますが、
最低限、日足は1日1回、週足は1週間で1回は確認すべきと僕は考えています。
それでですね、今回は、
週足のサポートやレジスタンスはどこまで意識すれば良いか?
ということについてお伝えしていきます。
日足から1H足までを相場環境を分析して買い有利な状況があったとしましょう。
15分足で虎視眈々と買うタイミングを今か今かと待ち焦がれています。
しかし、週足に時間足を切り替えて見るとすぐ目の前にレジスタンスを控えていることに気づきます。
あなたは買いエントリーを見送りますか?
それとも予定通り買いエントリーを執行しますか?
複数の時間足における相場分析、所謂、マルチタイムフレーム分析をトレード手法に取り入れ、
ある程度のその分析方法が成熟してきた頃に起こる迷いかと思います。
僕の考えを先に言ってしまうと、
「そのまま買いエントリー執行!!」です。
理由は簡単で、
日足から1H足の相場環境が買い有利な状況であるからです。
それは分かってんだよっ!
週足のレジスタンスがあるから迷うんじゃねーか!!
と、お叱りの応答があるかもしれませんが、まー最後まで聞いてください。
週足とはご存知の通り1週間に1本ローソク足が確定します。
週足チャートを見てもらうと分かりますが、
週足のローソク足は1本あたり400~500Pipsの値動きがあります。
値幅が小さいときでも100Pips程度は値動きがあり、
値幅が大きいときであれば1000Pipsを超えることもあります。
つまり何が言いたいかというと、
週足にとって100Pips、200Pipsの動きは当たり前の動きであるのです。
週足以外の時間足でも同じことが言えますが、
サポートやレジスタンスに価格がぴったり止まることがありますか?
サポレジに価格のズレなくぴったりと価格が反転することは限りなくゼロです。
ということは、
週足のレジスタンスが目前に控えていても、
レジスタンスを基準に100Pips程度は価格が動くと考えれば、
デイトレードのタームであれば十分にトレードする価値があるという結論に至るわけです。
50~100Pipsの利益がとれればデイトレードとしては十分な成果ですからね。
念押ししておくと、
これはあくまで日足から1H足の相場環境が買い有利だから成り立つことです。
これが例えば、
・日足が上昇トレンドから一転、安値を切り下げてトレンド転換している
・4H足がサポートをブレイクして下落の勢いがある
なんていう買い有利ではない状況であれば、
週足のレジスタンスを背景として売りを狙っていけばOKです。
週足の値動きを確認すること欠かしてはいけないが、意識しすぎる必要もない
ということですね。
あなたの迷いが晴れれば幸いです。
質問があればドシドシどうぞ!!

人気ブログランキングへ