今回は相場で売買する理由について、手仕舞いの視点から解説していきます。
相場に参加しているほとんどのトレーダーは、
買う理由または売る理由があるからポジションを手仕舞いします。
あなたもそうですよね?
初心者時代の何も知識もない時であれば、特に根拠がなくても、
何となくここから上がりそうだとか、下がりそうだと理由で手仕舞いをしていたかと思います。
例え「何となく」であっても、そこには少なからず、
今の価格よりも「上がりそう」もしくは「下がりそう」という明確な理由が存在しています。
このように相場には参加トレーダーによる売買する理由が各々にあるからこそ、価格が動いていきます。
実は、この売買する理由について知り、市場心理を理解することにこそ、
トレードで利益を出すための神髄が隠されています。
●売買する理由とは?
では、トレーダーとして売買する理由とは何なのか?
あなたは明確に答えることができますか?
ぼくが考える理由はこれです。
①トレンドが変わろうとしていて、含み益を確保するために買う(売る)
➁レジスタンス(サポート)ラインに達しているので、含み益を確保するために買う(売る)
➂チャートのテクニカル的な根拠が崩れ、ストップ注文が執行されて買う(売る)
この3つの理由のうち、僕が一番注目しているのは➂の売買理由です。
①と②については含み益から利益確保のために売買する、
つまり、利益になったぜい!やったー♪というポジティブな感情ですが、
➂はストップ注文が執行され、損切かよ・・・というネガティブな感情が相場に現れるからです。
相場はマネーの奪いが原則にありますよね。
誰から奪うのか?
そう!損をした人からですね。
➂のようにストップ注文が執行されるポイントで、
自分は逆にエントリーすることが、この原理に則っているとは思いませんか?
何かで結果を出すためには時には逆転の発想が必要なことがあります。
トレードで利益を出すためには、どうしても他の参加者がどこでエントリーするかを考えがちですが、
エントリーではなく手仕舞いに意識を向けて相場分析することが実はキモだったりするのです。
トレードで言えば、正にこれが逆転の発想ですね。
質問があればドシドシどうぞ!!

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