トレードで安定した利益を得るためには相場環境に即したトレードをすることであると、
当ブログ、Achievement FXでは耳タコな程お伝えしています。
デイトレードのタームであるなら、
日足、4H足といった大きな時間足で相場が売りと買い、どちらが強い流れなのか?
意識されやすい高値・安値、サポート・レジスタンスはどこか?
こういった要素をひとつひとつ紐解いた上で、
15分足、5分足といった短い足で、その優位な方向に攻めるべき動きが来たらエントリーする。
これが基本的な複数の時間足を使った分析方法でありでAchievement FXで推奨している手法です。
こちらの記事も参考にして見て下さいね(^^♪
それですね、
今回は応用というほどでもないんですが、
より勝率を高めるための手法についてお伝えしたいと思います。
●複数の時間足を使ったトレードの基本的なエントリー
例えば大きな時間足で下のチャートのような動きがあったとします。
価格は上昇していますがレジスタンスに差し掛かっている状況ですね。
【チャートA】
素直にトレンド方向に乗るのであればここでの選択肢は”買い”ですが、
サポート・レジスタンスの基本的な考えはブレイクするまでは「反発」のため、
この時点での目線は”売り”となります。
”売り”という選択肢が決まれば後は小さい時間足で「売れる状況」になるのを待ちます。
「売れる状況」は色々ありますが、
基本的な形はレンジブレイクかトレンド転換ですね。
今回の相場状況であればトレンド転換の形になりました。
それがこちら。
チャート左側は高値安値を切り上げた上昇トレンドですが、
チャート右側で安値ライン(水色)をブレイクしています。
典型的なトレンド転換ですね。
【チャートB】
教科書通りにいくのであれば、安値ブレイク後の戻りがある一定の水準(※)まで戻したエントリー!
というところなんですが、
今回はここからもう一歩踏み込んだエントリーをしていきます。
※一定の水準とは相場状況によりけりですが、
前回安値のラインまでであったり、半値戻しのラインが一般的な水準と言われています。
●勝率を高めるエントリーの方法
小さな時間足で「売れる状況」が確定的になったら、
そこで一歩踏みとどまり、さらに小さい時間足を見に行きます。
見るポイントは先ほどのトレンド転換が確認できたチャートの戻りの水準での価格の動きです。
時間足の大きさに関わらず基本となるのは価格の動きです。
チャートBでチャートAのレジスタンスからの価格の動きを追ったように、
チャートBより小さな時間足でも同じように価格の動きを追っていきます。
チャートBの青で囲ったあたりの動きですね。
それがこちら。
【チャートC】
チャートBでの戻りの動きはチャートCでは上昇トレンドなっています。
いくら上位足で”売れる状況”になっていても、チャートCのようにさらに小さい時間足での動きが、
エントリーしたい方向と逆方向にトレンドをでているのであれば、
焦ってエントリーする必要はありません。
しっかりとチャートCでも上昇トレンドが崩れ、
”売れる状況”になるのを待ちます。
こうすることで、エントリー直後の含み損期間や、
戻りがそのままその方向にトレンドを作ってしまった、
なんていう不測の事態を未然に防ぐことができます。
(もちろん100%ではないですが・・・)
例の場合であれば、仮にチャートBの前回安値のラインでエントリーしていたら、
かなりの含み損を抱えた状況になりますね。
場合によっては損切もあるかも・・・
ひとつひとつ時間足は元を辿ればひとうの動きの中にある
ということを理解できてくると、
この考え方がしっくりくるはずです。
慣れない内はいっぱいチャートを見ることにより混乱が勝ってしまうかもしれませんが、
こういった考え方ができれば必ずあなたのプラスになります。
質問があればドシドシどうぞ!

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