ロングポジションを持っている自分を想像してください。
エントリー直後は順調に価格が伸びています。(気分がいいですね)
しかし、一旦価格が下落してエントリー値まで戻してきました。(焦りますよね)
しばらくするとエントリー値付近で価格がウロチョロ・・・(不安ですよね)
さーあなたならどうしますか?
ポジションを手放しますか?保有し続けますか?
手放すにしろ、保有し続けるにしろ、この時の感情は「焦り」や「不安」であることは間違いありません。
折角の含み益がゼロになってしまうという「焦り」、
含み損が大きくなってしまうという「不安」、
負の感情のオンパレードですね( ;∀;)
しかし、これら負の感情は感じるだけ無駄であることを始めにお伝えします。
我々トレーダーが自己判断で相場に関われるのはエントリーとエグジットだけです。
どちらに価格が伸びやすいかの判断ができるだけであって、
エントリー後に価格がどのように動くかは誰にも分かりません。
そのため、エントリー後の値動きに一喜一憂するのは無駄なエネルギーなのです。
では、どうすればポジション保有中に感情を極力抑えれるのか?
私なりの方法をお伝えします。
●エントリー前に出口を決める
出口とは利益確定ライン、損切確定ラインのことです。
相場分析をしてどこでエントリーすれば優位性が高いだろうかと考えると同時に、
価格がどこまで伸びる可能性があるのか?
逆に価格がどこまで逆行したら自分の分析が間違っていたと判断できるのか?
これらをエントリー前に考えることによって出口を決めることができます。
出口が決まってしまえば、後はその出口に達するのをただ待つだけです。
幸いFXにはOCO注文というものがありますので、
エントリーと同時に利確ラインと損切ラインを注文することができます。
この機能を使えばエントリー後は完全放置ができるので、
放置していれば感情が入り込む余地はありませんよね?
実はこの出口の考えを持たずに相場に参入する人が非常に多いのが実態なんです。
みんなエントリーポイントには注目しますが、出口にまったく興味ないんですよね(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
これでは出口のない迷路に挑むようなものですよね。
いつまで経ってもゴールできません。
●利確ラインまで中々価格が伸びないことを知る
スキャルピングブームの影響なのか、
エントリー後は迷いなく価格が伸びると幻想を抱いている人が多いです。
しかし、実態としては迷いなく伸びるケースは極稀で、
ほとんどの場合が迷いまくって価格が伸びていきます。
こんな感じです。
レ点がエントリー位置でロングポジションです。
ピンクのラインが利確ラインと損切ラインです。
これは実際の私のトレードなんですが、
ポジション保有から利確まで紆余曲折あったことがお分かり頂けるかと思います。
相場はほとんどがこういった動きなんですよね( ..)φメモメモ
しかし、焦りや不安の感情は皆無でした。
なぜならエントリー前に出口を決めてしまっていて、
尚且つ相場は思い通りには動かないことを知っているからです。
●まとめ
・エントリーと同時に出口を決める
・相場は思い通りには動かない
この二つを押さえておくだけでも負の感情は今まで比べものにならないぐらい排除できます。
参考にしてみて下さいね。
質問があればドシドシどうぞ!

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