ボラティリティを知ろう


今回は【ボラティリティ】についてお話します。

ボラティリティとは価格の「変動率」のことです。

簡単に言えば、現在の価格の値幅が大きいのか?小さいのか?を示したものであり、

価格の値幅が大きい場合は、ボラティリティが大きい(高い)と言い、

価格の値幅が小さい場合は、ボラティリティが小さい(低い)と言います。

ボラティリティ

1時間で数百Pips動く相場もあれば、

1時間で数Pipsしか動かない相場もありますよね。

【オマケ】

ボラティリティのことを単純に「ボラ」と言うこともありますのでぜひ覚えておきましょう。

 

●ボラティリティの特性

ボラティリティで覚えておいてほしいことは、

必ず「拡大」「収縮」を繰り返すということです。

ボラティリティが大きい相場が一生続くことも無ければ、

ボラティリティが小さい相場が一生続くこともありません。

必ず「拡大」「収縮」を繰り返します。

 

●ボリンジャーバンドを使ってボラティリティを判断しよう

何もインディケータのない真っ新なチャートから、

ボラティリティを判断するのは慣れていないと非常に難しいです。

そこで、

ボラティリティの判断に役立つインディケータがボリンジャーバンドです。

上のサンプルチャートを見てもらえば分かる通り、

ボラティリティが大きい相場であれば、バンドは拡大し、

逆に、

ボラティリティが小さい相場であれば、バンドは平行もしくは収縮します。

ボリンジャーバンドを活用することでボラティリティを視覚的に判断しやすくなります。

トレード書籍ではよく逆張りトレードにボリンジャーバンドを使うようなことが書かれていますが、

正しく、そして真にトレードに役立つ使い方はこれです。

あなたは決して逆張りトレードのためにボリンジャーバンドを使わないでくださいね。

 

●ボラティリティをトレードに活用しよう

折角、ボラティリティの判断の仕方を覚えたのならトレードに活用したいですよね?

安心してください。

ボラティリティはトレードに活用することが可能です。

ボラティリティが大きい相場であれば、価格は一定方向に伸びやすい状況なので、

トレンドフォローのトレード手法がよく機能します。

逆に、

ボラティリティが小さい相場であれば、価格があっちに行ったり、こっちに行ったりするので、

レンジトレードのトレード手法がよく機能します。

ボラティリティの大小を知ることで、

今の相場状況がどのトレードの手法に適しているのかを容易に判断することができます。

ボラティリティが小さい相場で、

一生懸命にトレンドフォローを狙ってもあまり意味はありませんよね。

 

●ボラティリティ判断の注意点

最後にボラティリティ判断の注意点をお話しします。

~注意点というかおススメの判断の仕方なんですが・・・

トレードの主となる時間軸があると思うんですが、

ボラティリティの判断はその時間軸より大きい時間軸で判断した方が、

トレードの優位性はグッと高くなります。

デイトレのタームでトレードしている人であれば、

4H足や日足でボラティリティを判断することで、

より相場環境にマッチしたトレードを実践することができます。

ボラティリティの判断はトレードする時間軸では判断しない

ということを覚えておきましょう。


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