前回、こちらの記事でチャンスが乏しい時は、
焦ってトレードすることを避け、
徹底して「待つ」ことに集中することをお伝えしました。
しかし、
そんないつまでも待つなんて耐えられない!
トレードの数をこなして経験値を積みたい!
と考えるのが普通の感情だと思います。
過去相場を振り返っての検証作業も相場で利益を挙げるためには大切な行為なんですが、
やはり一番実になる行為は、
根拠あるポイントで実際にトレードする→そのトレードを検証する
これですからね。
なので、
今回はチャンスが乏しい時でも、トレードチャンスを見出す方法をお伝えします。
●普段見ない取引銘柄を見る
取引する銘柄を決めている人は多いと思います。
ユーロドル、ドル円、ポンドドル、オージードル
といったメジャー銘柄だけに絞ってトレードすることは別に悪いことではありません。
むしろその銘柄だけに集中することで余計な情報をシャットアウトでき、
いい結果を生むことも十分にあり得ます。
僕自身もこのメジャー銘柄に加えて、あと5,6銘柄ぐらいしか普段は見ていません。
でもですね、
ことチャンスが乏しいときに限っては、この取り決めを逸脱して、
普段まったく見ないような通貨でトレードしてもいいと思います。
例えば、
EUR/AUD、EUR/CAD、GBP/AUD、EUR/CAD
メジャー通貨と違って多少スプレッドは大きいですが、
市場流通性の高い通貨同士の組み合わせなので、値動きも安定しています。
チャート分析から利益を狙うトレーダーにとって、
この市場の「安定性」というのは非常に大事な要素ですよね。
普段見ないような通貨でも相場環境の把握方法に違いはありませんので、
トレンド方向、強いサポート・レジスタンスをしっかりと見極めていけば、
普段からチェックしていなくても十分に利益を出すことは可能です。
注意点としては、
アフリカランド、メキシコペソといった市場流通性の低い通貨は避けることです。
流通性の低い通貨は値動きが安定しませんので、
一生懸命チャート分析したところで平気で裏切られます。
そのため、
普段見ない銘柄でトレードするときは、流通性の高い通貨の組み合わせを選びましょう!
●トレードする時間足を変える
取引銘柄を変える発想と同じなのですが、
トレードする時間足(以下、トレード足)を変えることも非常に有効です。
僕の例でいうと、
基本となるトレード足は15分足であり、トレードの8割は15分足でトレードしています。
しかし、
相場状況によっては15分足ではトレードしにくい、エントリータイミングが掴みにくいというケースがあります。
そんなときは一つ下の5分足、もしくは一つ上の30分足でトレードするようにしています。
これら時間足に視点を置き換えることで、
15分足では気づかなかったトレードポイントに気づくことはよくあります。
ポイントは前後ひとつだけ時間足を変えることにあるんですが、
5分足や30分足であれば、15分足とそこまでチャート形状に違いはありませんので、
上位足の相場環境をそのまま活用することができます。(これ結構重要です)
例えば、
日足のレジスタンスを根拠に売りを仕掛けたい場合、
5分足、15分足、30分足のどの時間足でも日足のレジスタンスは、
トレード根拠としては有効ですからね。
これが4H足でトレードするとなると、
日足と4H足の関係性は近いので、
日足のレジスタンスがトレード根拠として有効に機能しなくなってしまいまい、
再度、4H足をトレード足とする場合に相応しい上位足(週足、月足)で
相場環境を把握する必要があります。
トレード足を固定している人は時間足を変えて、
普段見ている視点を変えてみましょう!
きっとトレードチャンスが増えると同時に新たな気づきを得ることもできますよ(/・ω・)/
質問があればドシドシどうぞ!!

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