人生をより豊かにするためには、
「やること」よりも「やらないこと」を
ハッキリと決めることが大切と言われています。
「やらないこと」を決めることで余計なノイズが取り除かれ、
本来やるべきことへの集中力が高まるというわけですね。
「やらないこと」は簡単なことで全然問題ありません。
例えば、僕の場合であれば、
・パチンコ・スロットの類のギャンブルをやらない
・喫煙をしない
・無駄に飲酒をしない
・無駄にテレビを見ない
・ファストフード店に行かない
などなど私生活において「やらないこと」を決めており、
こうすることで、「やるべきこと」つまり「自己成長」の質をより高めるようにしています。
ギャンブルをする情熱があるなら自己成長に情熱を燃やす、
自己成長するためには体が資本なので健康を害する可能性が高まるたばこは吸わない、
テレビを見る暇があるなら自己成長に時間を費やす、
などなど単純な発想から「やらないこと」を決めています。
あなたもぜひ「やらないこと」を決めて見て下さい。
私生活の中には以外と無駄な行動というものが潜んでいますので、
自分自身を客観的に見るいい機会かもしれませんよ。
●トレードにおいてもやらないことを決める
「やらないこと」を決める考えはトレードにも当然当てはめることができます。
例えばトレードにはスウィング、デイ、スキャルピングの3パターンのスタイルがありますが、
これをすべて取り入れる必要性はありませんよね?
中にはすべてのパターンを網羅して相場から利益をかっさらうトレーダーもいますし、
そういったスタイルを推奨しているトレーダーもいますが、
人にはそれぞれ向き不向きがあります。
毎日何回もトレードするようなスキャルピングが世話しなく感じる人が、
無理してスキャルピングのスタイルでトレードする必要はないですよね?
全てのスタイルを取り入れないと相場から利益を得ることは不可能と断定されるのであれば、
何が何でも全てのスタイルを我が物にしますが、
相場はそんなことをしなくても利益を出すことができますよね?
自分には得意なスタイルというのが必ず存在しますので、
自分の得意なスタイルだけをまずは集中的に極めていく方が、
間違いなく効率がいいです。
デイが得意な人が無理にスキャルピングを取り入れて、
上手くいかず、挙句の果て得意なはずのデイまで影響を及ぼしていては本末転倒ですからね。
トレード手法についても同じことが言えて、
トレンド相場における順張りが得意で、レンジ相場でのトレードが苦手と感じるのであれば、
トレンド相場での順張りだけを狙えばいいんです。
レンジトレードは「やらない」と決めてしまうのです。
得意なトレンド相場で積み上げた利益を、
苦手なレンジ相場で消化してしまうのは非常にモッタイナイですからね。
自分自身のトレードを振り返り、余分な行動を削ぎ落としてみましょう。
きっと身も心も軽くなってトレードにいい影響を表れてきますよ。

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