盲点!?多くのトレーダーが知らない相場が動く本当の理由


あなたは相場(FXでいうところの価格)が動く要因は何なんか考えたことがありますか?

ない!!

なんて答えるようでは中々結果は出ませんよ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

我々トレーダーは自分で相場を動かすことはできません。

自分で相場を動かせたら絶対に勝てるわけですが、そんなことはあり得ませんよね?

当たり前のことです。

自分で相場を動かすことができない以上、

同じ通貨を見ている他の相場参加者の行動に依存するしかないわけです。

みんなが「買いたい」と思うから価格が上がり、

みんなが「売りたい」と思うから価格が下がる、

この流れに乗っかることでしか相場では利益を出すことはできないのです。

そのため、エントリーのときに一番考えるべきことは、

「ほかの参加者もここで買いたい(売りたい)かな?」

これです。

みんなが「買いたい」もしくは「売りたい」と思うところであれば、

価格はその方向により伸びやすくなりますので、

積極的にそういったポイントを狙うことが重要です。

●ダブルの圧力を考える

「ほかの参加者もここで買いたい(売りたい)かな?」と考えるときに、

多くの人は、

「みんなもここで新しくポジションを建てるかな?」

という希望を持った参加者側のことしか考えません。

しかしですね、

ぶっちゃけ、この考えだけでは不十分なんです。

これの何がいけないの?

ほかの参加者も参加したいと思うってそういうことでしょ?

と色々な意見、反論があるかと思いますが、

相場を動かしているのは、本当に「これからポジションを持とうしている人たち」だけでしょうか?

みなさん、あの人たちのことを忘れていませんか?

そう!

「これからポジションを手放そうとしている人たち」のことです。

「ポジションを手放す」とは「損切」のことですね。

損切をするわけなので、これからポジションを持とうとしている希望に満ちた感情とは逆に、

恐怖・悲壮感に満ちた感情ですね。

もしロング方向にポジションを持ちたい場合は、同じく買いたい仲間を探すだけでは不十分で、

それなりの数の売りたい勢力が大きく上昇している相場から逃げ出してくれる(損切)ことが重要になってきます。

買いたい勢力と売りたい勢力が一時的に力を合わせることで相場は大きく動くわけです。

このように双方の思いがひとつになることを「ダブルの圧力」といいます。

相場というのは実は、新規にポジションを持ちたいと思う熱意より、

「もうだめだ・・・損切だ・・・」と思う恐怖・悲壮感の方が相場を動かす要因であったりします。

●実際のチャートでダブルの圧力を見てみよう

ダブルの圧力

①と②のポイントからは価格が下がっています。

このときの相場状況であれば価格が青いゾーンまで近づけば近づくほど、

「売りたい」勢力が強くなる傾向にありました。

しかし、そんな売りたい勢力もあるタイミングで終わりを迎えます。

それが③の急上昇、つまり青いゾーンのブレイクですね。

この急上昇により、青いゾーンより下側でブイブイ言わせていてた売り勢力が、

一気に恐怖と悲壮感でいっぱいになるわけです。

YABAI・・・」

こうなってくると頭の中は、既に持っている売りポジションを投げ払いたくなるだけです。

この動きが損切ですね。

そして逆に、③の動きにより虎視眈々と攻め時を狙っていた買い勢力が一気に勢い付いてきます。

「チャンスキタ―――――(*´з`)

頭の中はどこで買いポジションを持とうかと考えるだけです。

で、当然のことながら、

売り勢力は「ちょっとでも安い価格で買い戻したい」、

買い勢力は「ちょっとでも安い価格で買いたい」

となりますよね?

その双方の思いが一番集中するのが、④の動きです。

ここで買い勢力と売り勢力が力を合わせようとするわけです。

するとどうなるか?

価格は大きく上昇していきますね。

これが「ダブルの圧力」なのです。

自分と同じ方向に仕掛けたいと思う熱意だけではなく、

「もうダメだ・・・」と思う恐怖・悲壮感にも注目して相場と向き合ってみましょう。

きっと結果が大きく変わります。

質問があればドシドシどうぞ!!


人気ブログランキングへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください