「長期足の相場環境を把握し、短期足でその環境に適したトレードポイントで仕掛けていく」
これがデイトレードで収益を上げるために最も効率のいいスタイルだと確信しています。
しかし、
いくらチャンス相場であるとからといっても損失になってしまうことはトレードでは付き物であり、絶対に利益になるという相場は存在しません。
市場の価格はファンダメンタルズ要因、テクニカル要因に関わらず、
コンピュータではなく人間の心理により決まってきますので仕方のないことですね。
結局FXは確立の勝負であり、我々トレーダーは常に「勝つ」確率の高い方にベットするだけなので、
結果として、思惑と逆方向に価格が伸びることなんてザラにあります。
そのため、
優位性あるトレードスタイルを確立しているのであれば、
「個々のトレードでは損失がある、または損失が続いても、
結果的にはトータル収支がプラスで終われる」
というメンタルを深く自信の中に落とし込むことが極めて重要になってきます。
トレーダーは焦りや不安と言ったネガティブなメンタル要素によりいくらでも「弱く」なるものです。
勝ちトレードが続き利益が出ているときはこういったネガティブな要因は皆無ですので、
淡々とトレードルールに則ってトレードすることは大して難しい話ではありません。
しかし、
トレーダーの真の「強さ」が求められるのは損失が続いたときなのです。
その日1日のトレード収支が損失であってもあまり焦りや不安はないでしょうが、
1週間のトータル収支が損失であった場合はどうでしょうか?
1か月のトータルが損失のときは?
トレーダーに「定年」はありませんので、5年目、10年目もしくはもっと先なのかはわかりませんが、
長いトレード人生の中で損失が続く期間がある可能性はゼロではありません。
そんな状況においても、自身のトレードルールを貫くことが本当の意味での「強さ」なのです。
トレードのスタイルはトレーダーの数だけあり、正解はありません。
1か月の収支がプラスにできるのであれば、そのスタイルはきっと正解です。
それが2か月、3か月と続けば本物でしょう。
なので、連敗したからといってネガティブになるのではなく、
連敗したときこそ、今までと変わらないトレードをすることに集中していきましょう。
損失が続いたからといって、ルールの改変に躍起になってしまうと、
折角勝ち方を覚えても、また稼げないあの日に戻ってしまいますからね。
要注意です。
まだ勝ち方を覚えていない人であれば、
兎に角、同じルールでトレードを繰り返すことに集中しましょう。
トレード回数にもよりますが最低1か月は同じルールでトレードしてみましょう。
これができて初めて負け組トレーダーから一歩脱出ですよ。

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