外国為替証拠金取引、通称FXは日本だけでおよそ130万人に利用者がいて、
世界規模で見たときに1日で動くお金はおよそ330兆円です。
金額が大きすぎて全くピンっとこないと思いますが、
これは日本の国家予算の実に4倍程度のお金です。
簡単に言えば、国4つ分を動かすだけのお金のが1日に取引されているってことですね。
すごい・・・
FXの取引可能時間は、ブローカによりけりなんですが、
概ね、「月曜AM7:00 ~ 土曜AM6:00」です。
マーケットの時間割は下記の通りですので、しっかりと押さえておきましょう。
(時間はサマータイムですので、サマータイム外はプラス1時間して下さいね)
ウェリトン市場 5:00~13:00
シドニー市場 8:00~15:00
東京市場 9:00~15:00
仲値 9:55
上海市場 10:30~16:00
香港・ハンセン市場 11:00~17:00
バーレーン市場 14:00~22:00
東京オプションカット 15:00
フランクフルト市場 15:00~23:30
パリ市場 15:00~23:30
ロシア市場 15:30~22:45
ロンドン市場 16:00~0:30
ニューヨーク市場 22:30~5:00
ニューヨークオプションカット 23:00
ロンドンフィキシング 0:00
東京、ロンドン、ニューヨークの市場は「世界三大市場」と言われるほど取引量が多く、
ロンドン市場とニューヨーク市場が被る時間帯は取引市場で「最も熱い時間」とされています。
ただ、最近では香港が世界三大金融センターと評価するケースもあり、
時価総額、売買代金などで上海、NASDAQが上位3位に食い込むこともあり、
「世界三大市場」の定義は曖昧になってきているようです・・・
FX市場が値動きする一番の理由は各国が発表する経済指標であり、
・政策金利
・雇用統計
・失業率
・GDP(国内総生産)
・小売売上高
などなど、多くの経済指標があり、
月の前半に発表される米国の経済指標が一番値動きに影響を受けます。
雇用統計は特にですね。
ちなみに政策金利とは、各国の中央銀行が決める民間銀行への金利のことであり、
一般的に経済が悪化すると金利は下がる傾向にあります。
参考までに主要国の今の政策金利を載せておきます。
(日本はダントツで低いですね・・・)
日本 0.10%
米国 0.50%
欧州 0.00%
英国 0.50%
カナダ 0.50%
豪州 1.75%
NZ 2.25%
南ア 7.00%
最新の情報はネットで拾えますので、興味のある方は覗いてみてくださいね。
https://www.www.gaitame.com/market/seisakukinri.html
経済指標以外にFX市場が値動きする理由として「テクニカル分析」によるものがあります。
テクニカル分析の仕方はトレーダー夫々で異なりますが、
冒頭でお伝えしたようにトレード人口は非常に多いので、
テクニカル分析も市場に値動きに与える影響は十分に大きいと言えます。
以上、簡単にFX市場についてお伝えしました。
自身が戦うフィールドがどういうもの場所なのかを知ることは、
利益に直結しないかもしれませんが非常に重要なことです。
気になることが合ったらご自身で積極的に調べるクセをつけましょう。
自分で調べたことは案外忘れないものですよ。

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