ラインを使ったトレードはシンプルであり、
どのような相場にも対応することが可能なので、
ある意味最強の手法であるといえます。
ラインには、レジスタンスやサポートといった水平に引くラインと、
高値と高値もしくは安値と安値を結んで斜めに引くラインがあり、
チャートにラインを引くことで今の相場環境を把握することが容易になるので、
ぜひともマスターしてもらいたいテクニックです。
サポートとレジスタンスについては、こちらでも触れていますので、
ここでは斜めに引くライン=トレンドラインについてお伝えします。
●トレンドラインの引き方
トレンドラインの引き方は単純で、
高値と安値の切り上げ、つまり上昇トレンドが確認できたら安値と安値をラインで結び、
高値と安値の切り下げ、つまり下降トレンドが確認できたら高値と高値をラインで結びます。
上昇トレンドのトレンドラインがこんな感じで、
下降トレンドのトレンドラインがこんな感じです。
実体部分でラインを結ぶのか、ヒゲで結ぶのかを悩む人もいると思いますが、
これはどちらでも構いません。
実体で結んだ方が分かりやすければ実体で結べばいいですし、
ヒゲで結んだ方が分かりやすければヒゲで結べばいいです。
ただし、ラインの引き方は必ず統一感を持ってください。
昨日は実体だったけど、今日はヒゲで、というように、
ラインを引くたびに引くポイントを変える行為は慎まなければなりません。
相場で利益を挙げるためには常に同じ目線で相場を見る必要がありますので、
ラインを引く感覚は必ず統一しましょう。
●トレンドラインの重要度
トレンドラインの重要度を見るポイントは2つあります。
1つ目は、トレンドラインを引いたときにどれだけのポイントが、
そのトレンドラインで反発しているかです。
当然、反発している回数が多いほどトレンドラインとしての強さはより強固なものですし、
そのトレンドラインをブレイクしたときの影響力も大きいです。
2つ目は、トレンドラインの角度です。
一般的に25~40°の角度で引けるトレンドラインが優秀であり、
この角度から外れる、急な角度のトレンドライン、緩やかすぎるトレンドラインは、
注目する人も少ないので無視してもらっても構いません。
急な角度のトレンドライン
緩やかすぎるトレンドライン
もちろんこれらトレンドラインが機能することもありますが、
レアケースと思ってもらった方が無難です。
ちなみに時間足の大きな足ほど見ているトレーダーが多いので、
大きな時間足のラインほど機能しやすくなることを覚えておきましょう。
質問があればドシドシどうぞ!!

人気ブログランキングへ