優位性あるルールを構築してトレードしていても、
なかなか利確にならないことはよくあります。
含み益から損切になる、なんてことも割と起こりますし、
一度利益が出ていたトレードが損切で終わるのは本当に悔しいですよね。
しかし、
なかなか利確でトレードが終われない、
含み益から損切なるケースが多いからと言って、
むやみやたらにリスクリワードを変更することはおススメしません。
(リスクリワードとは予定損失と予定利益の比率のことです)
リスクリワードを変更する前に、まずは自身のトレードを振り返ってください。
トレードポイントに優位性があることを前提に、
意味のある損切位置、その損切位置までの幅以上の
利確位置が設定できていれば正直問題ありません。
ただし、
利確位置を設定する際、
日足、4H足といった大きい時間足のサポレジは意識できているでしょうか?
大きな時間足は観察している人は非常に多いので、
必然的にこれら時間足でのサポレジは非常に機能しやすいです。
そのため、利確位置はサポレジの手前に設定することが無難なんです。
含み益から損切になってしまうパターンが多い人は、
大きな時間足のサポレジから反発する動きがあったりしませんか?
大きな時間足のサポレジを意識した結果、リスクリワードが悪くなるのであれば、
トレードを控えるのも一つの手だと思いますよ。
また、
大きな時間足の相場環境にマッチしたリスクリワードに設定していない場合も、
含み益⇒損切のケースは割と多いです。
どういうことかというと、
例えば、日足がレンジであれば相場のボラティリティが小さいわけなんですが、
このような相場環境でリスクリワードを1:3とか1:4にしても優位性は薄れていきます。
リスクリワード1:3の場合、損切幅50Pipsであれば利確幅150Pipsですが、
ボラの小さい相場で150Pipsも動くかは疑問ですよね?
大きな時間足のトレンド方向と逆方向にエントリーする場合も同じで、
大きな時間足のトレンドは当然小さい時間足のトレンドより強いので、
小さいトレンドはいつ大きいトレンドに飲み込まれても不思議ではありません。
サクッと利確してしまうのが賢い選択です。
なかなか利確のトレードが増えない、含み益⇒損切が多いという方は、
以上のポイントに注意してトレードしてみてはどうでしょうか?
質問があればドシドシどうぞ。

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