「プライスアクショントレード」とは、インディケーターに頼らず価格の動きに特化してトレードするオーソドックスな手法です。
具体的には、
・サポート・レジスタンス
・トレンド方向
・チャートパターン
に着目して、価格の動きを把握していくのですが、
多くの勝てるトレーダーの取り入れてる手法です。
中にはプライスアクションを意識しているわけではないけれど、
結果的にプライスアクショントレードになっているというパターンもあるようですがw
最先端のトレード技術に比べると地味な手法ですが、
100年以上機能しているという実績があり、
結局こういう相場の本質を掴む手法が長い目で見たときに生きた手法となることを確信しています。
相場の値動きは人間の心理が具象化したものなので、
人間の感情がなくならない限りプライスアクションは形成されますからね。
●プライスアクショントレードを実践してみよう!
プライスアクショントレードの具体的なやり方はとてもシンプルで、
重要なサポート・レジスタンスにまずは着目します。
どういうポイントが重要になってくるかはこちらを参考にして下さいね。
下のチャートはドル円の4H足のチャートで、
レジスタンスライン付近で価格の値動きが推移しています。
このポイントで多くの相場参加者が考えることは、
「レジスタンスを反発していくのか?抜けていくのか?」
ただこれだけです。
反発が確認できたのであれば素直に反発方向(この場合であればショート)に仕掛けていきますし、
抜けていく、つまりブレイクしたのであれば買い目線に切り替えるか、
一旦様子見という選択肢が生まれます。
単純ですよね?
ここにトレンド方向がどちらに向かって強いのかも見ていきます。
買い方向に強いのか?
売り方向に強いのか?
はたまたどっちつかずレンジ局面なのか?
レジスタンスラインからの反発に加えてトレンドが売り方向に強ければ、
ショートでのトレードに優位性が生まれます。
逆にトレンドが買い方向に強ければサクッと利食うスタンスにするか、
トレードを控えるという選択肢もでてきます。
実際にチャートを見てみましょう。
上のチャートと同じ時間帯の日足はこんな感じです。
青く囲った部分が4H足で表示したポイントです。
明らかにトレンドは売り方向に強いですね。
ということは、
4H足のレジスタンスラインからの反発を狙っていくトレードは、
この場面であれば優位性が高いことが分かります。
逆にレジスタンスラインを抜けていった場合は、
すぐに「ロングだ!」とは考えずに、
一旦様子見して再びショートの場面を待つか、
ロングが狙える相場環境になるまで待つという考えが得策となります。
トレンド方向を加えると難しく感じるかもしれませんが、
やっていることは、
①レジスタンス・サポートでの値動きに着目する
②トレンド方向と合致すれば素直に攻めていく
③トレンド方向と合致しなければサクッと利食うスタンスもしくは様子見
これだけです。
毎日コツコツとプライスアクショントレードを意識してチャートを見ていけば必ず身につくスキルです。
「継続は力なり」
「ローマは一日して成らず」
です。
日々のトレード、学習に目的を持って取り組みましょう。

人気ブログランキングへ