どれだけ利益を挙げられる条件が整っていても、
トレードには絶対勝利というのはありません。
相場が市場参加者の心理を反映したものである以上、
自身の思惑通りに動かないことも多々あるので、
必ず損失トレードがついて回ります。
つまり、トレードの結果が利益になるか損失になるかは「神のみぞ知る」なのです。
何を無責任な!!
と思うかもしれませんが、これがトレードの現実であり、
勝ち負けを繰り返しながらも収支を右肩上がりにしていくのが、
勝てるトレーダーの真の姿なのです。
トレードすれば全てが勝ちトレードになるなど幻想だと思った方が賢明です。
(すべて勝ちトレードになれば最高なんですが、現実問題厳しいですよね・・・)
しかし、トレードは決して神頼みでするものでなく、
利益を挙げるにはそれ相応の根拠があります。
●利益を挙げる根拠とは?
トレンド相場であればトレンドフォローを狙った押し目、戻しでの売り買い、
レンジ相場であればレンジトレードを狙ったサポレジからの売り買い、
などなど、その時その時の相場環境にマッチしたトレードを選択することで、
利益になるトレードを確立的に高くすることが可能なのです。
相場環境を無視してトレードしても利益になることももちろんありますが、
最終的には右肩下がりの収支になっていくことでしょう。
収支を右肩上がりにするためには、
トレードひとつひとつの損益結果ではなく、
トレードに至る前の相場環境認識、エントリータイミング、ストップ・リミット設定、リスクリワード、資金管理といったプロセスが重要なのです。
勝つべくして勝つ!ということですね。
冒頭で述べたように、
トレード結果が損失になるか、利確になるかは「神のみぞ知る」なので、
トレード結果をコントロールすることはできませんが、
プロセスは100%自分自身でコントロールすることが可能です。
トレード初心者、もしくはまだ収支が右肩上がりではない方は、
プロセスに重点をおいて、結果を無視したトレードにトライしてみてはいかかでしょうか?
正しいプロセスさえ続けていれば必ず収支は右肩上がりになっていきますよ。
メジャーリーガーのイチロー選手をはじめとする多くの一流アスリートも、
「プロセスがしっかりしていれば結果は自ずと付いてくる」
と思考しているようです。
あなたも一流アスリートと同じ思考を持っていきましょう。
と、ま~何が言いたいかというと、
結果ばかりにフォーカスしても精神的に疲れちゃうから、
プロセスに全身全霊を注ぎ込みましょう!
ということなんです。
トレードした先の結果は自分自身で決めることはできませんが、
どこでトレードし、どこで損切、利確するかは自分自身で決めることができますよね?
優位性あるトレードルールに則ってこれらポイントを押さえていけば、
必ず好循環が生まれますよ。
優位性あるトレードルールとして私が勧めるのは、
「複数の時間足を使ったトレード」です。
複数の時間足を使って、
大きな時間足のトレンド方向に攻めていく、
大きな時間足のサポート・レジスタンスを根拠に攻めていく、
シンプルですが結局これが一番利益になりやすいトレードなんです。

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