以前、「稼ぐ人、安い人、余る人」という本が話題になりました。(キャメル・ヤマモト著)
「能力が高い人」「能力が中くらいの人」「能力が低い人」に分類されるとき、余る人になりやすいのはどのカテゴリでしょうか?
(ここでいう余る人とは、仕事が得られない人を指します)
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単純に「能力が低い人でしょ?」と思いがちですが、
実は「能力が中くらいの人」が余る人になりやすい傾向にあります。
「能力が高い人」が稼ぐ人になるのは疑いの余地がありませんが、「能力が低い人」ではなく「能力が中くらいの人」が余る人になるのはなぜでしょうか?
「能力が中くらいの人」ははじめから余る人だったわけではありません。
中くらいであるが故の”ある思考”に要因があります。
『それは私がやる仕事じゃない』
能力が中くらいの人、特にある程度経験を積んだ世代にありがちな思考だと思います。
所謂、仕事を選り好みしている状態です。
この思考が徐々に余る人を作っていってしまいます。
仕事は選り好みする、さらに単価も安くない(そこそこの給料を払わないといけない)だと、そりゃー余る人になっていきますよね。
能力が見合ってない人の「私はこの仕事がやりたい!」はハッキリ言ってワガママです。
あなたもひょっとしたらこんな思考になっていませんか?
特にある程度の経験を重ねてきた方!
普段の自分の思考を振り返ってみましょう。
希望が通るのは実力と実績がある人の特権!
実力と実績を作るには”下積み”が不可欠です。
まずはどんな立場であっても、自身が求められることに真摯に取り組みましょう!
「とりあえずやってる(やってやってる)」の思考では、本当にやりたいことには辿り着けません。
『目の前のことに全力な人だけにチャンスは巡ってくる』
この思考をどんな立場であっても持ち続けることが大事ですね。
ちなみに、「能力が低い人」が余らないのは単価が安く済むことにあります。
つまり安い人です。
また能力が低いならではの割り切りがあるからこそ、どんなことにもチャレンジする姿勢があります。
新人時代を思い出してみてください。
まだ右も左も分からないからこそ、何事にもチャレンジする姿勢がきっとあったはずです。
「能力が高い人」であっても、時代環境に合った考え方がなければ余る人になるので要注意ですよ。

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