雇われ上手になるスキルをお届けする第6回です。
主体性を持とう!
主体性がないとAI、ロボットに負ける・・・
こんな謳い文句が飛び交うようになりましたね。
そもそも『主体性』とは何なのでしょうか?
言葉の本質を理解しないまま、ただ「主体性が大事なんだ!」と思っても何も得るものありません。
『主体性』とは何?を知った上で、あなた自身を磨いていきましょう!
何をやるかは決まっていない状況で 自分で考えて判断し行動すること
これです!
単に「率先して行動すること」を主体性と捉えている人がいますが、主体性のポイントは、
①何をやるか決まっていない
②自分で考えて行動
の2点にあります。
「率先して行動」は主体性ではなく自主性です。
主体性を磨くことで5つのメリットがあると考えています。
①考える力が身に付く
②行動力が身に付く
③チャンスに巡りやすい(行動することで自分を知ってもらうことができます)
④成長スピードが上がる(考える+行動でトライ&エラーが生れます)
⑤自分の武器が増える(自身が経験したことすべてが財産です)
これらのメリットより享受されるのが個のチカラです。
個としての力があれば、身を置く環境(=職場)が変わっても変わらず力を発揮することができます。【ここかなり重要です】
逆に主体性を磨かかずにいるとどうなるでしょう・・・?
考えるクセと行動するクセが身に付いていないので、おそらくマニュアル通りにしか動けない人間になってしまいます。
つまり、AIやロボットで替わりが効く存在です。
マニュアル通りにしか動けないのであれば、ミスが無いロボットの方が確実ですからね。
一昔前は、言われたことをきっちりこなす人材が優秀とされていました。
しかし、
『主体性』がキーワードになった時代が示す通り、言われたことだけをこなすだけでは時代のニーズにマッチしなくなってきました。
「会社が求めるニーズを自ら考え行動する人材」
これが今の時代が求める人材です。
主体性の研磨は先ず、相手のニーズを知ろうとする姿勢からスタートです。
相手のニーズを知ることで、「自分だったら何ができるか?」を考えるようになります。
それができることであれば行動に移し、できることを磨いていきます。
逆にできないことであれば、「どうすればできるようになるか?」を考え、できる領域を増やしていきます。
これを繰り返すことで、あなたの主体性はどんどん磨かれていきます!

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