複数の時間足を使ったトレード方法③


では複数の時間足でトレードする意味とポイントについてお伝えしました。

しかし、文章だけでは伝わりにくいところもあったかと思いますので、

今回は実例も交えて説明したいと思います。

●上位足でブレイクアウトが起こっている

こちらはドル円の日足チャートです。

ドル円日足_ブレイクアウト

矢印が示しているポイントはサポートラインをブレイクしており、

ブレイクアウトに疑いの余地がない場面です。

日足でブレイクアウトが明確に確認できますので、

トレード足ではブレイクアウトが発生している方向に

積極的にトレードを仕掛けていきます。

例の場合であれば、

ショート方向にブレイクしていますので売りのみを狙い、買いは捨てます。

相場というのは大きい時間足であればあるほど見ているトレーダーが多いので、

大きい時間足で起こっている動きはかなり意味があります。

日足、4H足は本当に見ているトレーダーが多いので注目ですね。

勝てるトレーダーというのは基本的に大きい時間足の動きを重要視しており、

大きい時間足の流れに沿ってトレードしています。

なかなか勝てないトレーダーは大きい時間足の流れを無視している可能性が高いので、

このあたりを見つめなおしてみましょう。

●強いサポート・レジスタンスから反発している

こちらはユーロドルの日足チャートです。

ユーロドル日足_レジスタンス反発

赤と水色の各ラインはレジスタンスラインです。

赤のレジスタンスラインはトレンドが切り下げているポイント、

水色のレジスタンスラインは目立つ高値のポイントであり、

これらレジスタンラインから価格が反発していることが分かると思います。

価格がこういったサポートレジスタンスに差し掛かった時の相場の動きの変化を確認し、

反発した方向にトレードを仕掛けていきます。

(こちらの記事も参考に!サポート・レジスタンス)

この場合であれば、

トレード足では売りを狙い、レジスタンスをブレイクするまで買いを狙いません。

ここで注意してほしいのが、

レジスタンスラインのブレイクは、大きい時間足で明確に確認できたときに、

初めて「ブレイク」と判断します。

例であれば、日足で明確なブレイクが確認できない限りは買いは狙いません。

短い足だけを見ていて、

トレンドが明確でそのトレンド方向に仕掛けているのに急に反転してしまう・・・

このように感じることが多い人は、こういった大きな時間足のサポートレジスタンスを無視している可能性が高いです。

 

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質問があればドシドシどうぞ!!


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